古さと場数は海ではおなじ

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「春のまひる」付記付録紙集に「ネクロフィリア的趣味を自認する私は、船が一つの「劇的な」事象の舞台であることにある意味で惹かれなかったか?(それが戦争犯罪であろうとも?)」という一文を書いたんだけど

この「ネクロフィリア」という単語は、中井久夫が、神谷美恵子について「比較的晩年に書かれたヴァージニア・ウルフについての論文をみても、そこには病いを敏感にかぎつける、禿鷹のようなネクロフィリア(屍体愛好)の匂いが全くない」と評価していて(ウルフは躁うつ病で自ら死を選ぶ) この一文が猛烈に頭にこびりついていて

「終わりが悲劇的だった一つの生」を後世の人間がハゲワシのようにネクロフィリア的に愛好する行為、への一つの警句になっている わたしにとって…

それはヴァージニア・ウルフも鴨緑丸もいっしょ

#「春のまひる」(船舶擬人化)