「流星、虎の尾、星下り。肩ぐるまして、毎年みせに連れてったもんだ。おめえは仕掛け花火が好きだったなあ。ドーンと鳴るたんびおめえの足がビクッて震えてな、そんなことまで忘れてねえよ。あんときゃ、愉しかったな。いつのまにか、おっそろしくデカくなっちまった。おれはこんなだが、おめえが生まれたときは嬉しかった。神さん仏さんに感謝したぞ。けど、おめえがデカすぎて、八重子が死んじまった。そのことだけは、いつまでもおめえを恨みぬいとる」
「わるかったな。すまんな、生まれて」
/「ユーモレスク・ピカレスク」『JUNE全集 第7巻』
「わるかったな。すまんな、生まれて」
/「ユーモレスク・ピカレスク」『JUNE全集 第7巻』
一次創作と擬人化(艦船擬人化/企業・組織擬人化)を描いています。各公式、実在の組織・団体とは一切関係がなく、一個人が趣味で描いたものを掲載しています。
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