古さと場数は海ではおなじ

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2026年2月11日(水曜日)の日記

 よく寝た。久々によく寝た感じがある。
 私の過去の日記を読むと、文章の口調がなんだかキモいぜ。
 ときどき「明日死んでるかもしれないから」と言ってしまうんだけど、冗談でのたまうならともかく、最近は本気で理由や根拠や納得や諦観に使い始めてしまって、いい加減のところで辞めないといけない危ない感情だ。
 『ハリー・ポッター』について考えている。というか、レギュラス・ブラックについて考えている。描かれなかった膨大な余白というか、空白について想う。人生にはいくつもの可能性があったこと、(可能性というのは約束された成功という意味ではなく分岐点のこと、)それらが失われて今があること、を、考えている。例えばそこにマグルか血を裏切るものがいて、レギュラス・アークタルス・ブラック、死喰い人としてあなたは彼を殺める。大昔から血と誇りと共に受け継いできたその技術、その魔法で殺める。人間はさまざまな場所で、様々な物語を抱えている。呪文学の腕は、仲間のなかでは一番良かった。
『声を出して、呼びかけて、話せばいいの』を少し読む。イ・ランの「家族という地獄を再生産しない」と「感情のごみ箱(として話し相手になる私)」という言葉遣い、私と同じ人生の文脈に立っている感じがすごい……というとおこがましいだろうか。言い過ぎだろうか。
 虚無な祝日こと建国記念日を過ごしてしまった。

#『ハリー・ポッター』