破船

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◆ジャンル【 艦船擬人化企業・組織擬人化歴史・時代もの
◆分類【 思念・思索長文引用感想
◆創作話【 「渺渺録」

男と男の生死を貫通させたクソデカ感情話(?)『影の獄にて』
てか殺されたセリエが一番感動してるでしょ
『影の獄にて』のセリエって、日本軍に殺されたことでツケを払ったんだな……という感があり、あの死に達成感混じりの感動すら誘われる
『影の獄にて』では(とりわけ第一部「影さす牢格子」では)大日本帝国は太陽ではなくむしろ月を一つの表象とされている感が強くある、ここで私は奇形であるがゆえに群れから迫害されている鹿のストンピーを想起する。「ストンピーは、自らを排除した天体の周囲をとこしえに回り続ける宿命の衛星として、月を思わせる境涯に甘んずることになった」。あるいは「群れはストンピーを仲間外れにしているけれど、だからかえって他のやつよりも余計に群れとつながっているんだね」。ここに欧米列強から外された日本を想起する、そして著者のポストは(そこに揶揄や侮辱を込めずにむしろ複雑な気持ちを込めて)緩やかにそれを物語で隠喩している。ストンピーを射殺したジャック・セリエは日本軍によって殺される…

ということを考えており、この考えをどう思うか皆に聞いて回りたいんだけど、まず『影の獄にて』を読んだ人が多くない どうすればいいんだ

#過去メモ
李良枝の好きなところ 歴史的な痛みとか身体性とかもだけど、この歴史を書く時の縮小拡大の仕方が非常~に同解釈 私が擬人化を描く時のメンタリティと似たにおいを感じる(同じ、と言うと大家に失礼なので言いませんが)
「20世紀初期における大阪・大連の汽船航路の研究」というpdf(どっかの大学のやつ)に「20世紀初期における大阪と大連間の汽船航路に関する研究はほとんどないと言える」と書かれていて、思わずヤメテ~と小さな声が出る