渺渺記

思念思索・歴史との距離感…など
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正直、森崎和江は同性愛をどう定義したのだろう?と思う時があり、現代に生きていたら何を語り語れないのかを考えていたんだけど、『現代詩手帖2018年9月』の上野千鶴子氏へのインタビューでその種のツッコミ&所感述べがなされていて良いな 「森崎の作品にはレズビアンやトランスジェンダーは出てこない」という指摘があって、私はこのことについて「そりゃそうだろ」と「出てきたらどうなってたんだろう」「出てこれなかった理由はなんだろう」があったため…
>榎本櫻湖氏が「森崎の作品にはレズビアンやトランスジェンダーは出てこない」と言い、上野氏が「当時に利用可能なカテゴリーがあったのかにもよる(性志向を名乗れる選択肢すらない時には自分が異性愛者かも定義できない)」「その点で森崎はヘテロセクシュアリティを自分で選択してそれを突き詰めた人」と回答しているやつ
>>いや、このことに言及があること自体が嬉しいという話 実際は本当なのかはさておき…
>>>森崎和江コレクションに"日本じゃ到底やってられないと感じていたけど自分は女だから男に抱かれていようと思いそのまま生きのびてきた"的なかんじの主旨の一文があるんだけど、これは彼女の妥協や限界というよりも、あくまで自分の選択でありそれをちょっとはにかんで卑下しつつ、しっかりと提示しているように思えるんだよね