渺渺記

思念思索・歴史との距離感…など
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「船と運命を共にする」ということばは、通常沈没して行く船と共に海底に沈んで行くという意味に取る場合が多い。だが、たとえ船体と生死を共にしなくとも、船の持っていた運命によって、離船後も永くその運命にあやつられるように、数奇な生涯を送らねばならない場合も少なくない。

/『日本郵船戦時船史 上』「りすぼん丸」