旧サイトのアーカイブ

旧サイト「24」の写しです。画像表示が対応していないのはデフォです。
洋上の五つ星ホテルとして構想されたそれぞれの娘たちは今や軍服に着せ替えられ、夢多き彼女たちの青春を謳歌することなく海の藻屑に消えたのは本当に惜しいのだが、廃船まぎわの老醜を晒すことなく散華していったのがせめてもの慰めと言うべきか。それにしても小磯の描いた三姉妹の顔を、見入れば見入る程、そこはかとない不安な表情が読めてしかたない。

/竹内次男『蔵品研究』 ※小磯良平のポスター「日本郵船の三姉妹船の処女航海」について

竹内次男 編・監修『蔵品研究』,京都工芸繊維大学美術工芸資料館,1992.8
h ttps://dl.ndl.go.jp/pid/13242467