旧サイトのアーカイブ

旧サイト「24」の写しです。画像表示が対応していないのはデフォです。
雁さんはこの宣言を書くかたわら、たきぎを割ったり私の子供をねかしつけたりしながら「君は日本を知らんからそんなくだらんことをいうけど、例えば阿蘇では……」と話した。また、かまどをめずらしがる私の前にかがんで、もはや私は忘れてしまったけれど、なんでも「はじめパタパタなかポッポ云々」といって米をたいた。私は、何はともあれなじまねばならない、この日本に……と燃える火をみつめた。民衆のこの火が朝鮮半島を焼いたことを考えながら。

/「『サークル村』創刊宣言」『精神史への旅 2地熱 森崎和江コレクション』
#「渺渺録」(企業擬人化)