手製本するオタク

 こんにちは。お絵描きするオタクです。

 当方、紙のオタクでもあります。必要のない特殊紙が延々と溜まっていく……いやコピ本同人誌に使うから良いんだけど……。

 

 最近は手製本……と言っても「製本」と言えるほどちゃんとしたものではないが……に嵌っています。

 このようなもの

 ノートに使うのもいい、けれどスケッチブックにすると捗ります。

これはA5サイズ

A6横。トレーシングペーパー入り。

 作り方を書いていきます。

 ※Amazonのリンクが張られていますが、アフィリエイトには参加していません。

道具

道具

①ボンド

②穴をあける際の下敷き(スタンプ第)

③布用はさみ

④カッター

 >表紙紙や中紙を切ります

※写真には大きめの針のようなものも置いてありますが、製本する際は布用の小さく尖った縫い小針を使います。

材料

①表紙の台紙(堅紙)

表紙です。この型紙に綺麗な色紙を貼り、包みます。

下の紙はA4より少し大きいので良いです。ぴったりだと中紙と同じ大きさになってしまうため。愛用しています。

ホワイトハウス 両面 白 厚紙 (チップボール) 310×220mm A4より少し大きめ 約2mm厚 5枚 セット A4 26号(1.92mm厚) 

https://amzn.asia/d/04QjvKo1

②表紙の包み紙

 おしゃれで、なにより多少厚めの紙が良いと思います。理由はボンドを塗るため。紙が薄いとふやけてしまいます。

 私はレトロ印刷(JAM)で手に入れたスマートパピエを使っています。調べてもこの紙の厚さがわからなかったのですが、少々厚めの紙です。

③背の糸

横田 ダルマ 刺し子糸 〈合太〉 カード巻き Col.211 30m 01-2410 

https://www.daruma-ito.co.jp/products/01-2410.php

愛用しているのはこれ。

糸であればなんでもいいですが、背布の素材と雰囲気が合う素材のものをおすすめします。

④背布

【全22色】nunozuki 日本製 ふわふわ厚みが2倍 ダブルガーゼ 無地 コットン 生地 布 トリプルスウィングワッシャー (生地幅110cm×50cm 

https://amzn.asia/d/097Gsbv2

まあまあ柔らかくてふかふかしている。針で開けた穴が目立たない。ボンドを塗っても乾いた後が目立たない。などが重要です。

上掲のものはいろんな色があって可愛いです。

⑤中の紙

A6サイズ本を作るならA5を折る。A5サイズ本を作るならA4を折る。という形になります。

面倒になりますが、もちろん変型も作れます。

入れると楽しい紙を紹介します。

上質紙

コピー用紙より断然テンションが上がります。

楽天などで大量に買えます。

色紙・特殊紙

薄めの特殊紙を入れると、差し色になり映えます。

特殊紙はレトロ印刷や楽天などで買えます。神保町の竹尾の見本帖などでも。

トレーシングペーパーもおすすめです。

満寿屋の原稿用紙

いろいろなデザインの原稿用紙があって可愛いのでお勧めです。

ただA規格のものはあまりなかった記憶。

ツバメノートのフルース紙・ミドリのMD用紙

両方とも公式オンラインショップでA4サイズのものがばら売りしてます。

⑥道具類

1紙用のはさみ

2布切りばさみ

3縫物用の針(大きめ)

4木工用ボンド

5千枚通し(穴あけ)

>角利 収納式千枚通し 穴無 No.5

https://amzn.asia/d/0i2Dljww

6スタンプ台(紙に穴を開けます)

いざ作る

A4より少し大きめの台紙を切っていきます。

A6サイズで作るのであれば、A6より少々大き目になるようにします。表紙なので……。

切れました。

切れ端が多少ガタついていても、紙で包むので問題ありません。まあ綺麗であることに越したことはないのですが……。

さまざまな中紙です。A4です。

これを半分に切り、A5にします。

やはり最初はA6サイズ本で作るのが分かりやすくて良いかもしれないですね。

ちなみに今回はA6の「横開き」の制作になっています。

ですので、A4を縦に2分したものを、半分折りしてA6にしています。

切り折りしました。

折った紙を、

①4、5等分ほどにする

②なるべく等分したすべてが同じ厚さ(枚数ではなく)になる

③いちばん外側の2枚は表紙2・3に貼り付けるので、厚い頑丈な紙にする

ように分けて、山状に重ねます。

重ねたものをクリップでまとめて、固定した状態。

穴をあける位置を決め、鉛筆などで印をつけます。

細かい間隔だとそれなりにお洒落ですが、穴に糸を通す作業が増えるので面倒です。

山に折って重ねた紙を開いて、上から穴を開けます。

う、うまくいかない……。これは仕方ないかな。

4・5等分ではなくもっと細かく分ければ、その分重ねる紙の量は薄くなるので、綺麗に穴も開くと思います。これは要改善。

穴をあけた状態。

この時に、紙の左右をちゃんと覚えておくこと。

穴をあけ次第に乱雑に置いてしまうと、折角統一して穴の位置を決めたことが無意味になります。

右は右、左は左で方向をまとめておいてください。

背布をつけます。

背の幅ですが、狭く取るよりはゆとりがあるほうが融通が利きます。狭いと完成した時に本が開いた状態になったりするので…。

先ほどクリップでまとめていた紙をそのまま縫い付けるので、その幅も参考にしましょう。なお縫うだけなので、クリップで止めた状態より開きがちになります(幅は増えます)。

表紙紙の汚くなった切り口を背布側にするといいかも。

まずは下をボンドで留め、次に上も同様に留めます。

下の布を上の布で包みこむようにします。

ここは「背」なので、ボンドをまんべんなく塗って全体をボンドで固めます。

内側に折って「本状にする」ので、その形も意識しつつ塗り固めます。

塗り終わったら、上掲のように本の形にして、乾かします。

紙を縫い付ける

大きめの裁縫用の針が良いです。

紙束1つを塗っている状態。

縫い方は外から縫込み、山谷山谷で縫い、反転して山谷山谷で縫います。

縫いこむときは、

①紙束と紙束の間隔を狭め過ぎない

②両表紙側ギリギリに縫い込みすぎない

を意識します。①②をやらないと、紙で押されて本が開いた状態になります。

反転して、最後は一周糸と糸をくるりと縛る。

説明しずらい……そもそも正解はないので、お好きにしてください。

糸が途中で抜けないように気をつけましょう。

1つ縫えた。

間隔が重要です。見栄えにも直結するので。

穴の位置がズレると糸の位置もズレます。悲…

縫い付けたら、ちょっとだけボンドを垂らしておきましょう。

大量に塗ると溢れてしまい、紙の内側まで侵蝕してしまうので注意です。

表紙の紙を貼る

上・横・下の紙を余らせて、折り込んでボンドで貼ります。

折り、付けた状態。

縫い付けた一番外側の紙束の、一番外に位置する紙を表紙にくっつけます。この紙は頑丈めのものを選びましょう。

下の写真のような感じです。

完成です。

良すぎる。

無心に手を動かすと、日々の邪念が飛び、気が楽になりますね……

SNSに疲れた君もやってみよう!(作ったらぜひ写真を上げてソッ…と私にも見せてくださいね~👋)